学習コラム

外国語って何語を勉強したらいいの?英語、中国語、ベトナム語を比較してみた

外国語ってなんだかかっこいい!新しい言語を勉強しよう!でも何語を勉強したらいいかな?そんなあなたのために、トシが勉強したことがある3つの言語、英語、中国語、ベトナム語の学習のメリットとデメリットを比較してみました。

 

英語

メリット

世界人口の四分の一の人と話すことができる

中学校と高校ですでに学んでいる

仕事の必要条件

海外のどこでも役立つ

やっぱりかっこいい(←トシの英語コンプレックスが大いに反映されていますね)

デメリット

話せて当たり前なので、英語だけでは就職が有利になるなんてことはない

 

日本に住んでいるときは英語話せるなんてなんかキザっぽいなって思っていましたが、中国以外の国に行ったらわかりました、英語って話せて当たり前の言語なんだなって。海外の人からすれば、英語は日本で言う「敬語」のような位置づけ。英語が話せないということは、まるで「敬語が話せない人」と同じように見られます。

言語何やろっと漠然とあなたが考えているなら、とりあえず英語を復習してみてはいかがでしょうか。英語話せると行っても、目標とすべきはネイティブのような表現というよりは、中学校で習ったことを復習して相手に言いたいことを言えるような練習をすればいいと思います。そして中学高校生に言いたいのは、その6年間は英語に集中しましょう。学生時代に一生懸命英語を勉強しておけば、頭の中の何処かに記憶は残っているもので、いつか役に立つ時が来ます。

話せて当たり前な言語、英語。それゆえに英語を話せたからと言って仕事が見つかるということは少なくなっています。それで就活などで役立てたいなら第三言語を勉強していく必要が出てくるでしょう。

 

あ! YouTubeも見てくださいね!!

中国語(北京語)

※この記事では、マンダリン、普通話、国語、華語のことを北京語と表現しますね。北京方言のことでないのでご注意を!

メリット

世界人口の7分の1と話せる

発展していく国なので仕事に役立ちそう

漢字言語なので学習しやすい

文法上動詞の時制や活用がないのでわかりやすい

デメリット

世界人口の7分の1といってもほとんどは中国大陸なので、中国大陸からされば必要性は本当に小さい

発音が難しい

できない頃のダメ出しが半端ない

英語ほどかっこよくない(←トシの英語コンプレックスが大いに反映されていますね)

 

よく中国語は母語として話す人が世界で一番多いという言い方を耳にしますよね。でもあれ、語弊があります。中国語には数々の方言がありその差異は英語とドイツ語くらいの違いがあります。なので、中国語を喋れる人というくくりは、ヨーロッパすべての人を合わせて「ラテン語系言語を母語とします」っというようなもの。純粋に北京語が母語だという人は少ないです。中国大陸では北京語を話すよう政府からの政策があるのでどこでも通じますが、ここベトナムや東南アジアの華僑の多くは広東語(カントニーズ)や福建語(フッケニーズ)といった方言が使われます。ちなみに私、北京語は7年ほど勉強していますが、このこうした方言、全然わかりません。

ところで中国語、発音が難しいので話すのが難しいと言われていますね。確かに英語と違いカタカナであればまず通じません。と言ってもピンイン(中国語のふりがな)の読み方を2,3か月練習すればできるようになります。相原茂先生が「中国語 発音よければ 半ば良し」と言われたように、発音がそこそこできるようになれば、文法は本当に適当な言語なのですぐに話せるようになるでしょう。ところで、あまりに完璧主義に発音を綺麗にしようとする人がいますが(私も昔はそうでした……)、通じるレベルの発音が完成したなら、会話力を磨いていったほうがいいでしょう。

中国語の文法は日本語と似たところがたくさんあります。なにより漢字を中国語読みにすればだいたい通じるのでそれが助かりますね。日本人にとって中国語はとても簡単な言語と言えるでしょう。

なお中国人、コメントはとてもストレートです。わからなければ「わからん!」下手だったら「違う!」っとストレートに伝えられます。最初かなり心が折れますね。でも中国人の「上手だ」はお世辞抜きの本当のコメントです。

 

ベトナム語

メリット

これから発展していく国なので必要性が増す予想

日本に住むベトナム人はどんどん増えている

ちょっと話すだけでめっちゃ褒めてもらえる

ベトナム人のコメントがとっても優しい

文法はめっちゃ簡単

デメリット

ただただめっちゃ発音が難しい

使える場所が限られる

教材がない

喋れても日本人に対して自慢にならない

 

中国語(北京語)は発音が難しいと行っても少々発音を外しても意味は伝わります。しかし、ベトナム語は本当に微妙な違いで通じなくなります。中国語は二ヶ月で発音マスターできますが、ベトナム語は二年かかったと誰かが言っていました。

まあ考えてみてください。đ の発音は、「声帯を閉じた状態で下で上唇にピタッと付けて、声帯を開けるとともに喉の空間を広げて空気を口に送り込みながら発音します」……は?

そしてベトナム語で難しいのが二重母音。中国語なら二重母音、そこそこ適当でも通じるのですが、ベトナム語は適当ではどうも通じません。

発音が難しい分、文法は中国語以上に簡単です。また語彙は漢字由来の言葉がたくさんあるので日本人に理解しやすいでしょう。

しかしなんと言ってももう一つの問題は、詳しいベトナム語の参考書や辞書なるものがありません。実践を通して学ぶしかないということですね。しかし!ベトナム語のいいところは、ベトナム人、めっちゃ優しいということ!中国人はコメントが辛口なのに対し、ベトナム人はゲキアマ。

ベトナム人友達:「うわー、とっても上手!!で、なんて言った?」

ってきけてないやーーん。なんてこともありました。たくさん褒めてくれるので、モチベーションや自尊心を保ちやすいのはとってもいいですね。

 

言語はあなたを広げる

じゃあどの言語を勉強すればいいの?というあなたへ。英語以外は、“あなたがときめいた”言語を選択されてみてはいかがでしょうか?わたしが奇跡的に勉強が続いた2つの言語、中国語とベトナム語、その2つとも思い出せば、私の憧れの人が勉強していた言語でした。この言語を勉強すればこの人みたいに憧れの存在になれるんじゃないか、なんていうのがモチベーションになったのでした。

それであなたも、なにか憧れている言語があれば、また、友達が話している言語があればその言語を勉強してみてはいかがでしょうか?また、興味のある国があるならその国の言語を勉強したりできるかもしれません。

トシが勉強したことがある3つの言語、英語、中国語、ベトナム語の学習のメリットとデメリットを比較してみました。いかがでしょうか?言語を勉強すると視野が広がり、コミュニケーションを取れる人が多くなります。あなたも言語学習、初めてみませんか?

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  • この記事を書いた人

俊教授

言語、文化、アイデンティティ、未来を越えた夢の実現を願う仲間たちとともに台湾高雄で海外移住の研究を行っています。

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