シンチャオ!!
最近こんな事がありました……
学校の先生が……
「はい、エム、次の問題!!」(先生僕の名前覚えてくれてない……)
Tôi đi trường lúc 10 giờ!!
ドヤ顔でこう答えたら……
đến trường !!
っと完全訂正……そのあとđếnが出てくる例文はすべて私が答えさせられました……
でも……でもですよ!!
đi siêu thị とか
đi chợ とかいうのに
なんで学校は đi trường はだめなの???
ってことで今回は đi の隠された謎に迫ってみたいと思います!!
行なう目的がわかるかどうか
まず、đi ってどういう意味ですか?
ベトナム語を少しでもかじったことのある人ならすぐに分かると思います。「行く」と言う意味ですね。
しかしこの đi 。「 đi +場所」の性質を知らないと間違った使い方をしてしまいます。
ベトナム語で「 đi +場所」と言うときには、その場所で行うことがはっきりしていないといけません。
例えば、 đi chợ 市場に行く
市場で普通行なうことは「買い物」ですね。買い物という具体的な行動がはっきりわかるのでđi chợっと表現しても大丈夫なんです。
しかし先程の đi trường 学校に行く、は……
学校で勉強するのか、先生として教えるのかはっきりしません。このように具体的な行動がはっきりしない場所に đi を直接つけることはできません。
それで、ただ「学校に行く」と言う場合は đến trường もしくは đi đến trường っと表現します。
同じく đi が使えないのが công ty 会社
会社で行なうこともたくさんあります。仕事をする場合、会議をする場合、お客さんと面会する場合とさまざま。それで……
✕ đi công ty
っということはできません。
「đi +場所」っと言える場合
đi siêu thi スーパーに行く
đi bưu diện 郵便局に行く
đi bệnh viện 病院に行く
これらはどれも「買い物をする」「手紙を出す」「治療に行く」っと明確に目的がわかる言葉ですね。
「đi +場所」っと言えない場合
✕ đi nhà bạn
✕ đi Việt Nam
これらは行く目的がまだわからないので đi を使うことはできません。
因みに先程の đi Việt Nam ですが
もしもこのように……
○ đi Việt Nam để học tiêng Việt
具体的な目的が続く場合は、đi を使うことができます。
逃げの一手は「đến」を使え!!
いかがだったでしょうか?ベトナムの友達たちはこんな理屈は知らず、フィーリングで使い分けちゃってます。
私達にとってそんな使い分けは至難の業……それで……
単純に「~に行く」と言いたい時は「đến~」か「đến đi~」を使ったほうが良さそうです。
đi 使いやすそうで秘めたる独自ルールがあるややこしい言葉……
あなたもぜひ、đi đếnを正しく使ってホーチミンでのコミュニケーションを楽しまれますように!!