外国語がまだ話せない状態で外国に行くと、相手の話がよくわからなくて困っちゃいますね。しかし人間は言葉だけでなく、目の動きによっても相手の気持ちを知ることができるかもしれません。
人の気持ちなんか目を見ればわかる!よくこんなことを言われますね。ことわざにも「目は口ほどに物を言う」なんてものがあります。これ、実はある法則性があるようなんです。もしも法則がある程度わかれば、言語がわからない初期の外国語生活にとっても役立つかもしれません。
リスニングできない問題
海外生活や言語学習の過程で悩ましいのが、聞き取れないこと、これではないでしょうか?話がわからない、話の流れがわからない、とりあえず笑顔しかできない……
「はなしわかった? Hiểu không?? 」
相手ににそう言われて「もういっかいいって!! Xin nói lại 」。でも、もう一回行ってもらうもののわからない……
「はなしわかった?」
「……うん……だいたいわかった……」
言語を勉強されているあなたなら共感していただけるでしょう……
しかし最近、相手の目を見ればだいたい相手の気持を理解することができるということがわかりました。っというのも、目の動きは人の気持ちに機敏に反応するらしいのです。たとえば……
目が右上に動くとき
図のように相手を見たとき右上に相手の目が泳ぎました。これは過去の風景や体験を思い出しているときに多いようです。たしかによく見ていると「そういえば……」と何かを思い出している人は右上に目が泳ぎますね。このような目線のときは「昔のことを話しているんだな」と思ったらいいと思います。
目が右下に動くとき
このように相手の目が右下に動くときは、音や声などを思い出そうとしている事が多いようです。「小田急線の電車が来た時の音楽ってなんでしたっけ?」ほら、あなたの目が左下に動いたでしょ。
目が左下に動くとき
このように相手の目が左下に泳ぐとき、相手は昔の辛いことや経験を思い出していることが多いのだとか。なにか質問したときに「あーあのときは……」っと目が左下に動くなら、きっといろいろ苦労されたのでしょう。よく目を見て話を聞いてあげましょう。
目が左上に行くとき
最後は図のような相手の目が左上に泳ぐとき。このときが一番注意が必要なシチュエーションです。これは、未知のものや未来を想像するときにこのような目の動きになることが多いそうです。つまり質問した後に相手の目が左上に行くとき、嘘をついている可能性があります。
目を下にそらすとき
次に目線をそらされた場合です。下にそらされた場合、緊張や警戒の気持ちが伺えます。このような目が下に行くならちょっと自分が怖く写っていないか考えてみることができるかもしれません。
目線を横にそらす
こちらは相手の意見や相手自身を拒否している現れとなっているようです。つまり、話に興味がないと思っていたり、そもそもあなたに興味が無いということを伝えるものとなっている可能性があります。話を変えるか相手に話を振ったほうが良いでしょう。
いかがだったでしょうか?話が達者になるよりも相手の目をしっかりみることって大事なのかなって最近思います。今回記事にまとめましたが、すべてのシチュエーションに当てはまるということはまずないと思いますのでご了承を。人の反応は人それぞれ変わってくることがありますので一筋縄では説明できないからです。でも目を見ていると本当にコミュニケーションが円滑になるのは確かですね。