こんにちは、俊教授です。突然ですが、最近の円安が本当に深刻ですよね。日本に住んでいると実感しにくいかもしれませんが、これは大問題です。例えば、台湾の例を見てみましょう。
最も円高だった頃と比べて、台湾ドルに対する日本円の価値は半分になっています。つまり、以前は2万5000円だった家賃が、今では5万円になっているのです。これは、日本が台湾に比べて経済的に後退していることを示しています。台湾で買い物をすると、2倍のお金がかかるという恐ろしい状態になっています。
経済危機への対策
では、私たちはこの経済危機にどう立ち向かえばいいでしょうか。今まで通りの食生活を続けると、もちろん2倍の費用がかかり、すぐに破産してしまいます。そこで、私は色々考えて「円安チャーハン」を完成させました。これから、スーパーでの買い物から調理までをお見せします。
スーパーでの買い物
スーパーには美味しそうな食材がたくさんあり、目移りしてしまいますが、ここで目移りしてはいけません。円安であることを忘れず、多くのものは以前と比べて非常に高くなっています。食材によっては日本よりも高いこともあります。では、どうすればいいでしょうか。
例えば、このスーパー「チェリエ」では、時間になると廃棄前のものが安く売られることがあります。こういったものを活用すると、安く買うことができます。例えば、このミンチ肉は、大体8割引で安くなっていることが多いです。こういうのを狙って買いましょう。ただし、多くのものを買うと、安くなっていても高くつきますので、材料は少なくすることが大切です。チャーハンに色々なものを入れるのは避け、厳選しましょう。
材料選び
タンパク質は卵から取ることにします。台湾の卵は大体60円ぐらいで売っています。これは日本円にすると300円ぐらいになります。結構高いですが、台湾のタンパク質の中では格安です。お肉だと100元、つまり500円ぐらいすることもあります。その点、卵なら1回1個か2個で、6元または12元ぐらいで済みます。
次に、できるだけリーズナブルに食物繊維とビタミンを摂りたいと思います。そこで選んだのが生姜です。生姜は栄養素がたっぷり含まれています。そして玄米です。玄米は白米と同じなのに、栄養素が多く含まれているお得な食材です。これでチャーハンを作りたいと思います。
調味料
味付けには塩が一番安いです。塩は大体10円ちょっとで売っています。つまり100円かからずに買うことができます。ただ、塩だけでは味が足りないので、味の素も使いたいと思います。
台湾では味の素という名前では売っていませんが、こちらの箱にはグルタミン酸ナトリウムと書かれています。これはアミノ酸の一種で、これを食べると私たちの舌がうま味を感じます。
円安チャーハンの作り方
それでは円安チャーハンを作りましょう。重要なのは油と卵をけちらないことです。いくら円安でも、美味しさを犠牲にしてはいけません。まず油を入れ、生姜と肉を炒めます。火が通ったら、卵とご飯を入れますが、その前に卵とご飯をかき混ぜて卵かけご飯状態にしておきます。卵がご飯にコーティングされることで、パラパラになります。そして、これを炒め、最後に味の素で味付けします。これで丸い形に整えれば、日本の中華料理屋さんのチャーハンのように見えますね。
それでは食べてみましょう。生姜と塩の辛さがマッチして、味の素のうま味が加わり、とても美味しいチャーハンが出来上がりました。
材料費
最後に材料費を見てみましょう。今回は材料費だけを考えてみます。油、玄米、挽肉、卵、生姜、塩、味の素、それぞれ1回分の費用を算出すると、合計58台湾ドルになりました。つまり60台湾ドル、今のレートで日本円にすると約300円です。これならお財布に優しいですね。晩御飯に迷っている方、300円の円安チャーハンはいかがでしょうか。
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