今回は台湾で人気のプリペイドカード「Iキャッシュ2.0」についてご紹介します。前回は「UUカード」に焦点を当てましたが、今日はそのライバルとも言える「Iキャッシュ2.0」の魅力に迫ります。
Iキャッシュ2.0とは?
「Iキャッシュ2.0」は、台湾のセブンイレブンを運営する統一超商(トンイチシン)が発行するIC電子マネーカードです。日本のセブンイレブンが発行する「nanaco」と同じように考えるとわかりやすいでしょう。ただし、「Iキャッシュ」は台湾専用で、日本の「nanaco」との互換性はありません。
特徴と利便性
- 交通機関での利用: Iキャッシュは台湾の鉄道、MRT(地下鉄)、ライトレール、バスなど多岐にわたる交通機関で利用可能です。これにより、台湾での移動が非常に便利になります。
- ショッピングや飲食店での利用: セブンイレブンのみならず、スターバックスやマクドナルド、バーガーキング、ドミノピザなど、多くの飲食店やショッピング施設でも利用できます。
購入とチャージ
Iキャッシュ2.0はセブンイレブン、MRT駅、ハイライフ(コンビニ)で購入可能です。チャージもこれらの場所で行えます。操作は直感的で、MRTの自動チャージ機では多言語に対応しているため、日本語表示も選択できます。
使用方法
改札や店舗での支払い時には、カードをセンサーにかざすだけで利用できます。バス利用時は、乗車と降車の両方でカードをセンサーにかざす必要があります。
利用上の注意
- Uバイク(自転車シェアリング)では利用不可です。
- コンビニ利用: セブンイレブンとハイライフでは使えますが、ファミリーマートやOKマートでは利用できません。
- スーパー利用: ジラフやPXマートでは使えますが、全聯(チェンリエン)では利用できません。
なぜIキャッシュ2.0を選ぶか?
UUカードに比べて使える店舗数では劣るかもしれませんが、Iキャッシュ2.0を選ぶ理由はその特典にあります。セブンイレブンではIキャッシュの普及のために、無料のコーヒー券や100元分のクーポンなど魅力的なキャンペーンを実施しています。
まとめ
今回は台湾での支払いをスムーズにする「Iキャッシュ2.0」について詳しくご紹介しました。台湾を訪れる際は、この便利なカードを活用してみてください。もし、旅行で台湾に行かれる際には、この情報が役立つことを願っています。
それでは、最後にじゃんけんで締めくくりましょう。次回もお楽しみに。バイバイ!