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アリババ(阿里巴巴)を代行業者で仕入れる方法【中国輸入せどりのやり方メモ 3】

中国の安い商品を仕入れて、日本のオンラインマーケットで販売して差額で儲ける。「中国輸入せどり」。今回は、上級編である「アリババ(阿里巴巴)」を使って商品を仕入れる方法を、YouTubeの動画から私Toshi、勉強させていただきました。

「中国輸入せどり」の概要については

中国輸入せどりとは? 儲かるの? 外観学習【中国輸入せどりのやり方メモ 1】

中国の安い商品を仕入れて、日本のオンラインマーケットで販売して差額で儲ける。「中国輸入せどり」とはどのような稼ぎ方なのでしょうか。今回はYouTubeの動画から私Toshi、勉強させていただきました。

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前の記事で勉強しました。今回は「アリババ(阿里巴巴)」を使った仕入れの方法です。

今回こちらの動画から学ばせていただきました。ただ動画だけでは繰り返し復習するのが難しいので、こちらにメモとして残させていただきました。

さきほどのAliExpressでの仕入れは超初心者ですので、なれてきたらアリババでの仕入れも試してみましょう。

ST.1 商品候補を探す

AliExpressのときは、なにか売れそうなものないかなぁっとAliExpressで探した後、日本で売れるか調べるという方法でしたね。

しかし、こんかいは、日本のフリマアプリで売れているものを探して、中国から安く仕入れるパターンです。

メルカリでリサーチしてみましょう。日本ですでに売られている売れ行きの良い商品をメルカリで探して、それを自分もアリババから購入して販売しようというわけです。

メルカリで商品を探す

例えば、メルカリのおすすめ商品のアクセサリーの中から、ネックレスをリサーチするとします。

どんなネックレスを探すのか、それは、たくさん売れている(ライバルがいる)ネックレスです。他の販売者も利益が出せていると考えられるからです。

検索結果の表示画面から

「絞り込み」を選択して

  • 新品未使用
  • 売り切れ

この条件で検索します。

そのなかから、きれいかつ加工されている商品写真を選びます。いかにも素人が出したような写真は除外です。

  • モデルさんが写っている
  • 明らかに写真のプロが撮影している
  • 加工写真である

このような商品を見つけていきます。なぜそのような写真の商品を選ぶのかと言うと、当然モデルを使ったりプロを使っているということは、素人の出店ではなく、アリババやタオパオの商品ページの写真を他のせどらーが載せているということです。つまり利益が出る可能性があるということです。

回転率のチェック

一定期間内の商品がどれだけ売れたか、月間どれだけ売れたかをチェックしましょう。

検索条件を

  • 新品未使用
  • 売り切れ

にしぼってキーワードを再検索します。

今回の例のネックレスなら、「オープンハート ネックレス レディース」で再度キーワードを検索できるでしょう。

そして一ヶ月にどれだけの数量が売れているか、金額幅(例えば100円から3000円くらいで売れているな)、何日前に売れている商品かを見ます。

これは売れた日にちというのを一個一個探していくしかありません。エクセルなどを使ってひとつづつ調べていきましょう。

この段階で一番高い値段と一番安い値段をメモっときましょう。これでST3の後々利益が出る商品か計算するときに役立ちます。

例のネックレスは月に10個以上売れている高回転率の商品だとしましょう。似たような商品が月間どのくらい、いくらで売れているかを調べるのがポイントです。

あ! YouTubeも見てくださいね!!

st2. 商品候補の仕入れ値を調べる

アリババをWEBで見るか、アプリをインストールします。

阿里巴巴(1688)-货源批发采购进货市场

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ちなみに、アンドロイド版も阿里巴巴アプリは GOOGLEのアプリストアにないので、自己責任で、apkファイルのダウンロードを許可した後ダウンロードしてください。

ちなみにアプリのほうがおすすめです。画像検索ができるからです。

カメラマークをタップして、先程のメルカリで見つけた商品の写真をアップロードすると、見た目の近い商品を自動で検索してくれます。

購入された回数を見ましょう。「成交数」という部分からご覧ください。これは購入された回数です。多ければ多いほど、品質の信頼性が高いことになります。しかしこれはあくまでも目安です、しかしたくさん売れている商品なので品質もいいかもしれないというkとです。

メルカリで見つけた商品と同じものが見つかりました。そのあと、値段を見ます。

ロット数

例えば、「¥2.20~2.80」とあるとします。「¥」マークですけどこれは「人民元」なので注意してください。

その横の小さな字での「2件起批」というのはロット数です。つまり、「2個からしか受け付けません」という意味になります。場合によっては一回あたり数十とか数百単位のロットも有るので注意しましょう。

価格

¥マークになってますが、「人民元」です。

1人民元 ≒ 16円

となります。画像だと「2.20元~2.80元」ということになります。金額に幅があるのは、受注生産だからです。材料費に変動があるので、その都度変わるというわけです。

代行業者に見積もりを依頼して初めて金額が確定します。

その他の費用

費用だけでなくここに以下がかかってきます。

  • 代行業者の手数料
  • 工場から代行業者までの中国国内の輸送費
  • 日本までの国際送料
  • Paypalの決済手数料
  • 関税

計算がよくわからないという方のための計算式があります。

元での価格 × 25円

これで大体の原価が把握できます。

25円の内訳は……

  • 16円: 1元≒16円
  • 9円: 諸々の手数料

上記のネックレス一個あたり「2.8元」とします。そうすると……

2.8元 × 25円 = 70円

それで大体70円が一個あたりの仕入原価になると思われます。

アパレルやアクセサイーなど、軽くて小さい商品だとだいたいこれで大丈夫です。大きめの商品だと送料もかさむので +15円 ほど見ておけるでしょう。

もちろん物によっては実際に見積もりをしないとわからないということもあります。見積もりは最終的に代行業者に見積もってもらうことになります。

sp3. 利益ができる商品か計算する

例のネックレスは、予想の仕入原価が一個あたり70円でした。

メルカリでいくらで取引されてたかと言うと、1500~2500円くらいだとしましょう。

最安で1500円、真ん中は2000円ということになります。

もし真ん中の価格2000円で売れているとすると、

  • 販売価格: 2000円
  • メルカリの手数料10%
  • 送料195円
  • 仕入原価は70円

2000円ー200円(手数料10%)ー195円(送料)ー70円(仕入原価)=1535円(利益)

かなり利益率が良い商品でしたね。

今度は1500円で売れたとします

1500-150-195-70=1085円

最安値でも1085円の利益が発生するという良い商品ですね。

これをわかっておくと、思ったよりも売れなかったときなど回転数を加速させたい場合、セールしたい、なんてとき「1500円に下げてもいい」という安心材料になります。

損益分岐点、つまりいくらで売ると損しないかを把握しておくのも大事です。

費用をすべて足して手数料で割ります

(仕入原価+送料) ÷ メルカリ手数料

(70円+195円)÷0.9=294円

結果294円以上で売れれば損はしないということになります。

これも売れなかったときの安心材料になります。

他にも色々シュミレーションできます。

利益は出るなと思ったら、次の輸入のステップに入ります。

st4. 輸入する

代行業者を使って仕入れます。アリババからなので、輸入するのに代行業者が必要です。

  • 語学の問題
  • 品質の問題

この2つの理由がありましたね。

代行業者は……

  • 仕入れの際の工場との交渉
  • 不良品がないかの検品
  • ニーズに合わせた日本語の説明書の作成
  • 服のタグの付け直し
  • Amazonに直送できるようなラベルの設置

などなどの有益なサービスをやってくれます。

代行業者による輸入方法

では代行業者を使って具体的にどのように輸入すればいいでしょうか?

阿里巴巴、タオバオで購入する商品のページを検索します。

阿里巴巴のアプリからリンクを抽出します。「分享」というのがシェアボタンです。その後次のページで「复制口令」というところをタップします。これでリンクURLをコピーできます。

このコピーしたリンクをパソコンに転送します。ラインでも同期しているメモ帳やメールなどでスマホからパソコンにURLをうつします。

パソコンを起動してスマホからパソコンに先ほど送ったURLをパソコンのブラウザで開きます。これはモバイル用のリンクをパソコン用にするためです。代行業者のサイトがモバイル用のリンクが読み込めないことが有るからです。

ということでとにかく

  1. 仕入れたい商品をスマホで検索
  2. 仕入れたい商品のURLをスマホでコピーする
  3. 代行業者へはパソコンじゃないと発注できない
  4. 仕入れたい商品のURLをパソコンに転送する
  5. パソコンで一回仕入れたい商品のページを開く(URL変換)
  6. 代行業者のホームページで仕入れたい商品を入力する

代行業者に発注

業者の中でも

  • 固定コストが掛からない
  • 手数料5%以内
  • 日本語が堪能

この条件を満たすおすすめの業者は

Rakumart(ラクマート)

という業者がおすすめできるようです。上の3つの条件を満たしています。

さきほど作ったパソコン用のURLを検索欄に貼り付けて検索します。

そうすると先程の商品が出てくるので数量を記入して購入ボタンを押してカートに入れます。楽天などのネットショッピングと同じ要領でできます。

この辞典でカートに入っているだけなので買い物かごのマークを押して購入手続きへ行きます。Amazonや楽天の要領です。

このときに送料の見積もりも行ってくれます。この際に商品の価格も工場に聞いてもらえます。後は業者の返答を待つのみです。

返答があれば発注するかどうかを決めます。

この時点では必ずしも買う義務があるわけではないので安心できます。送料が思った以上に高い場合、キャンセルして再度リサーチを行うことも可能です。

この時点で日本への国際送料も見積もってもらいます。

後は発注すれば輸入の手続完了です。

検品オプションについて

中国の商品は1,2%の確率で不良品が発生します。

クレームを避けるために壊れやすいもの、アパレル系のものは有料検品オプションを付けたほうがいいでしょう。

仕入れの個数について

初回は5,6種類の商品を準備しましょう。一個あたりの送料を下げられます、1商品当り4,5個がおすすめです。

最初は小ロットでも大丈夫です。1,2個だと販売効果の検証が取りにくいので、検証も兼ねて4,5個がベストです。

あくまで目安ですので予算と相談して決めましょう。

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