こんにちは、ドクターーーートシだ!
我々の故郷、日本は「察する国民」が住まう国として有名だ。それ故、言葉を介さないコミュニケーションが日本人の間で発展していった
しかし!!
海外では説明しないと理解されない。特に買い物では明確に値段を引き下げようとしなければ絶対にお店の人の思う壺になってしまうのだ。
それ故、私は科学者の検知から値段交渉に関する啓発を促してきた!
だがしかし!私は気づいてしまった!!
普段日本語しか話さない、しかも察する国民故に日本語すらそんなに話さない日本国民が使い慣れない英語で、ひいては全く発音もわからないベトナム語で値段交渉なんてできるのか?
母語ではない言葉を話そうとすると緊張してしまい、用意に店の人のペースに乗せられてしまうもの!
そこで!!
ベンタイン市場で、ほぼ日本語だけを使って、それも海外の人間からすれば恐ろしく難解な「関西弁」を使って値段交渉ができるのか実験してみようと思う!!
これが可能なら、恥ずかしがり屋の日本国民であるあなたもきっと値段交渉というベトナムの醍醐味を味わうことができるはずだ!!
それではいってみよう!!
狙いは刺繍入りのポーチ
ベンタイン市場
ホーチミンの観光地の筆頭として上がる超有名スポット。それだけ合ってベンタイン市場では数々のお土産や雑貨が売られている。
しかし、前にも述べた通り、もし店の人の言い値で買ってしまうと、実際の価値の5倍もの金額をボッタクられてしまうこととなるのだ。
今回私がベンタイン市場で買おうとしたのはこちら
ベトナム刺繍が施されたポーチ。ベトナム感が漂っている、お土産にはちょうどいい代物だ。
まずものを見定めるかのように店に並ぶ商品を手にとって見てみる
すると店員が近づいてきて英語で呼びかけてくるので
「これなんぼ?」
このように指さして尋ねた。そう、完全に関西弁で
だいたい店員も察したらしく、電卓をもってきて見せてきた
330 の文字、つまり330.000VNDのことだ
「そんなん高すぎやって!!」
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戦いの火蓋が切られた
ここで私もまけてはいない。完璧な発音の関西弁で高すぎるアピール。
「そんなん高すぎやって!!」
「何円?」
店のおばちゃんもまけてはいない、片言の日本語で戦いに挑んできた。電卓を手渡す店員。
最初に5分の1くらいの値段を提示
そこに私は
60
こう記す。つまり60.000VNDと言うことだ。ここでポイント、最初は言い値のだいたい6分の一か五分の一くらいを目指そう!!
「ダメダメ」
おばちゃんは完全拒否
「これ、6っつある、一つ55万ドン」
しかし私は知っている、数倍にしてぼったくろうとしていることを!!
「6つでほんなら70」
といって電卓に60と書く
「だめだめ!」
こっちが少し譲歩してもなかなかおばちゃんは許してはくれない。
帰るコマンドを挟め!!
っとここで!!値段交渉鉄則のトドメの一言!!
「そんなんやったらもーえーは!!」
関西人の漫才決め台詞「もーえーは」
っと立ち去る!これ重要!!立ち去る!!
「ちょっとまって!」
そう、立ち去るそ振りをすると必ず止めに来る。この立ち去ろうとするのがポイント。この後かなりこっちが有利になる
「なんえんがいい?」
「だから70言うてるやん。2セット買うからこれでどう?」
っと電卓に140。そして2つのセットを手にとって交渉。
すると……すると……すると!!
うん!
おばちゃんが顔を縦に振った!これで交渉成立!!以外にあっさり行きましたwww
最後にお釣りが極力出ないようにお金を手渡す。
ほぼ日本語だけで交渉完了!!もともと一つ330.000、ふたつで660.000だったのが140.000、つまり5分の1くらいに値段交渉することができたのだ!!!
実験結果:十分日本語で値段交渉可能!
今回の実験から……
ベンタイン市場だったら日本語でも交渉が可能!もっといえば関西弁でも可能!!
っということがわかった!
こちらが母語を使うということはかなりのアドバンテージをもって値段交渉という戦いに挑めるということだ。
英語もベトナム語もわからないから……っと尻込みしているキミ!そうであればぜひ日本語をつかってでもこのホーチミン旅行の醍醐味、値段交渉を試してみてほしい!!