台湾で銀行口座を持っていない方必見!この動画では、台湾の銀行で現金を使ってお金を振り込む方法をわかりやすく解説します。必要な書類や手続きの流れを詳しく説明し、初めての方でも安心して利用できるようサポートします。手順を守れば、誰でも簡単に現金で振り込み支払いができます。ぜひ参考にしてください!
こんにちは、俊教授です。今回は、台湾で他の人の銀行口座に振り込みをする方法についてお話しします。例えば、台湾の大家さんに家賃を支払ったり、ホテルのデポジットを支払わなければならない時に、クレジットカードが使えず、銀行振り込みをお願いされることがあります。
銀行口座ナシで振込
しかし、ビザなしで台湾に来ている場合や未成年の場合、台湾で銀行口座を開くことができないことがあります。また、比較的短期間で滞在する方は、わざわざ口座を開く必要がないと感じるかもしれません。今日はそんな方のために、口座を開かなくても家賃を支払ったりお金を振り込んだりする方法を紹介したいと思います。
台湾の銀行振込
まず基本的なことですが、振り込みを行う際には、自分の銀行内での振り込みと、他の金融機関への振り込みで手続きが異なります。自分の銀行内での振り込みは無料の場合が多いですが、他の銀行への振り込みには手数料がかかります。大体30元(約150円)くらいです。
今回は、台湾でも多くある台湾銀行を利用しました。中国語で振り込みのことを「匯款(Huìkuǎn) ホイクワン」と言います。日本ではあまり使わない漢字なので、少し困るかもしれませんが、銀行に入ってみましょう。中に入ると、いろいろな用紙が置いてある棚があります。今回使う振り込み用紙を探しましょう。
振込用紙に記入しよう
振り込み用紙には2種類あります。一つは同じ銀行の口座に振り込む場合に使用するもの、もう一つは他の金融機関の口座に振り込む場合に使用するものです。それでは、この用紙の書き方を見ていきましょう。
他行あて: 匯款申請書
まず、他の銀行宛ての用紙の書き方です。上から銀行名、支店名、口座番号、振込人の名前を書きます。次に「匯款金額」(振込金額)を書く部分がありますが、ここでは普通のアラビア数字や漢字の数字を使ってはいけません。台湾で決められた難しい画数の漢字を使って金額を書きます。
次のような数字を用います:
0:零
1: 壹
2: 貳
3: 參
4: 肆
5: 伍
6: 陸
7: 柒
8: 捌
9: 玖
例えば1234元なら、1000の位に「壱」、100の位に「貳」、10の位に「參」、1の位に「肆」と書きます。そして振込人の名前、電話番号、パスポート番号を書きます。最後に振り込みの種類「1」を選びますが、一般を選べば良いでしょう。
同行あて: 無摺存入憑條
次に、同じ銀行(台湾銀行)へ振り込む場合です。こちらはとても簡単です。相手の口座番号と名前を書き、金額を書きます。台湾銀行の場合、同じ銀行への振り込みでは簡単な方の漢字でも良いです。最後に振込人の名前と電話番号を書いて完了です。同じ銀行への振り込みの方が簡単で手数料もかからないので、できるだけ同じ銀行に振り込むと良いでしょう。
振込を完成させよう
書き終わったら、「一般收付」を押して、番号札を取りましょう。混んでいる場合は、書き終わってから番号札を取ると良いです。番号は中国語で呼ばれますが、電光掲示板を見れば分かります。
番号が呼ばれたら、番号札、振り込み用紙、振り込むお金を窓口の人に渡せば完了です。
他の銀行への振り込みには手数料がかかります。台湾銀行の場合、200万円以下の振り込みには30元の手数料がかかります。今回は同じ銀行への振り込みだったので手数料は無料でした。
手続きが完了すると、振り込み用紙に支払い済みのスタンプを押してもらえます。その控えをもらうと振り込み手続きは完了です。大家さんにお金を振り込む時やホテルにデポジットを支払う時は、このスタンプが押された用紙の写真をLINEなどで送って伝えましょう。
ただし、ATMに比べると手数料が高いのと、人を待たなければならないというデメリットがあります。長期滞在する場合は、口座を開くことも検討してみてください。郵便局では外国人でも口座を開けますので、一度検討してみるのも良いでしょう。
最初は緊張しましたが、係の人に聞きながら進めると、外国人と理解して助けてくれることが多いです。書き方も丁寧に教えてくれるので安心してください。順番を待って支払いを完了させるだけなので、作業は意外と簡単です。必要な時にはぜひ試してみてください。