寂しさ、孤独感というのはまさに現代病と言うべき存在です。とくにコロナウイルスの影響で寂しさを感じやすい状況が続いています。どうすれば対処できるでしょうか。
ポジティブ!
なんだか寂しい……ものすごくさみしい……今回考えたいのは孤独感。寂しさなんてしょうもない、そうおかんがえですか? しかし最近の研究によると「肥満の2倍も有害」で,「1日にたばこを15本吸うことに匹敵」するともいわれています。これはすごいことですね。
それに現在、新型コロナウイルスの影響で外出を制限する機会が増え、寂しさを感じやすい状況が続いています。あなたももしかしたら、毎日一箱煙草を吸うくらい健康を害しているかもしれませんね。これは対策を考える必要があります。刻々と変わる状況の中で、どうすれば寂しい気持ちに立ち向かうことができるでしょうか。
メモ
自分は価値がない、死にたい、というような極端な考えが頻繁に続くようなら、「うつ病」や「双極性気分障害」などの脳の病気が考えられます。そのようなときは無理せずに医療機関に相談してみましょう。
原因:自己肯定感の低さ
周りに沢山人がいるのに寂しさを感じることがあります。毎日仕事やその他の機会に多くの人と話し、ともにいることがあるのに、家に帰ると急に孤独感に襲われるなんてことはありませんか。孤独感を打開すべく、頑張って外に出て誰かに話しかけて友達を増やそう、SNSで多くの人とつながろう、そのように努力するものの、実際多くの人に出会っているのに満たされない気持ちになるかもしれません。
実はこれ、人がいるかどうかではなく、自己肯定感が低い状態が問題になっているからなんです。
自己肯定感とは、自分が自分であることに満足すること、自分をある程度価値ある存在として受け入れることということができます。
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自分が役立っているかどうか、自分は周りに好かれているかどうかという点が論争点になっているからなんです。いくら周りに多くの人がいても、周りの人は自分なんてなんとも思っていない、もっと言えば迷惑に感じているだろう、そう思っているならば孤独感を感じてしまいます。
例えば今回の外出自粛、生活面で大きな変化を余儀なくされました。もしかしたらあなたも、お仕事への打撃を受けた一人かもしれません。そうなるといままで自分の居場所だ、自分が受け入れられている場所だと思えたところがなくなるような経験をされたことでしょう。このために「自分は役立ててない」と感じるようになり、誰かに認められたいと必死に思うようになります。それで「寂しい」と漠然に考えてしまうかも知れません。
そう、ちなみに私Toshi、海外生活をしていると、かなり頻繁にこの自己肯定感が低下してしてしまうような場面に遭遇しました。言葉の壁の問題、不便の海外生活のため、自分は本当に価値がないと思い知らされるからです。そんな旅に孤独感を感じてしまったものです。それで孤独の経験者であるToshiが孤独の悪影響と対処法を考えます。
孤独感の悪影響
孤独感は、自己肯定感の低い心からのSOSです。これを無視するといろんな悪影響が出てきます。
仕事の能率が下がる
自分は価値がない、努力したところで誰も自分など気に止めていない、そのように感じると仕事のモチベーションが下がります。結果仕事の能率が下がり、やらないといけないのに仕事が終わらない、という状態になってしまいます。
もしくはみんなに認められたいので、無理して多くの仕事を引き受けてしまうかもしれません。しかし自分の分を超えているので、消化不良に終わり仕事は完成せず、結果、より自分は役に立たない人間だと思い、孤独感が増してしまうかもしれません。
結婚したい症候群になる
自分が役に立っていないという自己肯定感が欠如した状態が続くと、自分を認めてくれる、欠如した自己肯定感を補ってくれるパートナーが欲しくなります。恋愛したり結婚したりすることで孤独感を満たそうとします。俗に言う、恋に恋をするという状況ですね。
そう思いますよね。しかし、そもそも結婚は「受ける」というよりも「分かち合う」ことで結びつく関係です。自分の低い自己肯定感を高めるためだけに結婚するのは、いわば自分勝手な発想ですね。相手は疲れてしまいますし、自分も結局完全に感情的必要が満たせず、結局は残念な結びつきになってしまいます。
うつ病などの病気につながる
孤独感は心のSOSとして発せられます。孤独感があるということは、「自分は役に立っていない」「認められていない」という自己肯定感の低いう不健全な心の状態が続いていることを意味しています。この状態が続くと、うつ病のような精神疾患を発症してしまうことがあります。
また先程も述べましたが、体への影響もおおきなものがあります。先程もお伝えしましたが、研究
あまり効果のない解決法
わたしもついついやってしまうことですが、寂しいからと言って、ずっとテレビや音楽をかけっぱなしにしたり、スマホを使って気を紛らわしたりすることがあるかもしれません。
実はこれ、スイッチを着ると結局「ヤクタタズの自分」に戻ってしまい、寂しさが帰ってくるんです……
またSNSで多くの人とつながったとしても、結局は本当に自分を助けてくれたり、自分が役立てたりする環境ではないので、寂しさは残ってしまいます。逆に「いいね」の要求ばかりの薄い関係ばかり時間を取られ、よりストレスを感じてしまうでしょう。
あなたが私と同じ独身者であれば、結婚が解決策のように見えるかもしれません。しかし結婚は先程も考えたとおり性急に判断すべきでない事柄です。コミュニケーションが上手く行かない結婚は「世界の中で最も孤独な人に数えられる」といわれています。それで、結婚する前に、良い友達を作り、孤独に対処できるスキルを身に着けておくほうが勝っています。
孤独感の対処法
それでは、孤独感の対処法を考えてみましょう。孤独感の根本原因が「人がいないこと」ではなく、「自分は役に立っていない」と自分が思っていることだということがわかりました。この点を踏まえると対処法が見えてきます。
1.ポジティブに考える
例えばコロナウイルスの影響で家から外に出ることができません。環境が変わり、仕事の仕方にもなれず、自分はだめだと思うでしょうか。でも、もっとポジティブに考えられませんか?例えば、コロナの自粛の期間だからこそ、今までできなかった自分を省みる時間を多く摂ることができないでしょうか。あなたがZOOM越しに静かに笑顔でいるのを誰かは見ていて好感をもっているかもしれません。私達は全ての事実を知っているのではないのですから、物事をマイナスではなくポジティブに考えるようにいたしましょう。
たしかにそうですね、ではポジティブな見方をする上での具体案を考えましょう!
2.ひとくくりに考えない
「誰の役にも立っていない」「じぶんは全然だめだ」。そもそもこのような、いつも、ぜんぜん、だれも、と物事をひとくくりに、0か100か、白か黒かで判断してしまうと、自尊心が下がってしまい、孤独感がまします。「誰の役にも立っていない」と考えるのでなく「あのときはうまく行かなかったけど、違うときはあの人に喜んでもらえた」「自分はたしかにだめなところもあるけどいいところもある」このように平衡の取れた考え方を心がけましょう。
そもそも、あなたは、もし誰かがごく些細なミスをしただけで「お前はなんの役にも立たない」とすぐに指差して言うでしょうか?人に言ってはいけないようなことを自分に対しても言ってはなりません。
3.自分がしてもらって嬉しいことを人にする
よく、自分にしてほしいことは人にするようにしましょうと言われますね。このアドバイスは孤独感を根本的に打破するのに役立ちます。なぜなら「誰の役にも立たない」という気持ちを根本から解消するからです。
自分ではなく他の人を助けることに目を向けましょう。あなたが仲良くしてもらいたいなら、あなたも仲良くするようにしましょう。他の人を助けるために時間を費やすなら、幸せな気持ちになるだけではなく、良い友達もできます。
この自粛期間のうちに、最近連絡が取れていない家族や友だちに電話やラインを送ってみるのはいかがですか?
4.一人の時間を大切にする
一人になるとすぐ寂しく感じる人がいます。しかし先程も言ったとおり、孤独は人がいないこととは関係がありません。一人でも孤独を感じる必要はありません。一人でいることは悪いことではありません。その時間を使って、本を読んだり、散歩に行ったり、自分磨きをしたりすることができます。一人の時間を使って、あなたが感謝できる点を思い巡らしてみるのはいかがですか。そうすれば、あなたは感謝の念があるもっと魅力的な人として友達から見てもらえるようになります。
孤独と上手に付き合いましょう
この記事では、現代人が感じやすい孤独感への対処の方法を考えてみました。孤独感の根本原因は自己肯定感の欠如、それで目を自分から他の人に良いことをしてあげることに移したり、今受けている感謝できる点を考えたりすることによって孤独感に対処することができるということでした。もちろん、絶対に孤独感を感じないということはないでしょう。しかし今日の対処法で孤独感と上手に付き合うことができることと思います。
もう一度聞きます、孤独感の特効薬は……
そう! 積極的に物事を見て、孤独感を克服していきましょう !!