朝起きたら耳が変な感じがする、プールの水が耳に入ったみたいだ、……こんなふうに何の前触れもなく発症する難聴、それが突発性難聴です。早く治療を開始しないと永遠に聴力が戻らない可能性もある恐ろしい病気です。
突発性難聴は年間3~4万人が発症すると言われています。ある日突然耳の聞こえが悪くなる病気です。私の周りでも「なんだか耳が聞こえにくい」と話をされた人がおり、わたしが「耳鼻科に言ってみたら」といってみたところ、実は突発性難聴だったということがありました。それでこの記事では、誰にも起こりうる突発性難聴とその対処法をご紹介したいと思います。
原因
突発性難聴の原因はストレスだという節もありますがはっきりしたことはわかっていません。
内耳の血流障害が原因だと言われています。音を伝える血流が悪くなり、音を伝える神経細胞の栄養不足で聞こえが悪くなるのではないかというのが有力な説です。血流の理由で有力なのが、ストレスだというわけです。
症状
ある日突然聞こえづらい、朝起きたときに耳栓をしている、なにかこもった感じがする、テレビも聞こえづらい、なにか詰まったみたい、このような何気ない症状から始まります。症状は普通片側だけです。「キーン」「ピーン」というような感じがづっと続きます。
そう、それが落とし穴。人は目の病気だと見た目ですぐわかりますよね。でも耳ってどうしても後回しにしがちなんです。気のせいかなって思いがちな症状なのですが、この症状が三日間も続いたなら絶対に耳鼻科に診察をしなければなりません。
できるだけ早くに病院へ!
突発性難聴はどれだけ早く治療を始められるかが治るかどうかの鍵になります。できれば発症から二日以内、遅くても二週間以内の治療をしなければ、永遠に聴力が戻らない可能性もある恐ろしい病気です。
発症から一ヶ月ほどすると聴力が固定されていまいます。一度固定されてしまうと治療の効果は期待できません。
そうなんです! この記事では、誰もが急に起こりうる怖い病気「突発性難聴」について取り上げました。私の周りでも病院に行って助かったという声があります! ぜひあなたも心当たりがあるなら病院に行きましょう!!