海外生活での悩みはやっぱり、言語、ですよね。 話せない、助けを伝えられない、 これってものすごく不安になるものです。 アメリカやイギリスと言った英語圏の国に住むなら、もちろん英語を多少なりと勉強するでしょう。 では、 ベトナムを始めとした非英語圏での海外生活ではどうでしょうか? 英語と現地語、どっちが重要でしょうか? 海外生活と英語について考えてみましょう。

ベトナムを始め、非英語圏に移動することを考えるとつきまとう悩み、それが、 英語だけで大丈夫か? 英語と現地語どちらが大事なのか? そして、現地語だけ話せればそれでいいのか? この悩みですね。
結論: 英語は必須
結論から申し上げると、海外生活では英語のほうが大切だというのがわたしの感想です。 そして、英語は最低限必要な必須スキルです。
制度的な手続きは英語でできる
- ビザの取得
- 飛行機に乗る
- 入国手続
- 在留カードの取得
このような海外生活のための最低限必要な手続きは、どの国も英語で行えるようになっています。英語版のサイトがありますし、担当者の中にも必ず英語を話せる人がいます。
それに対し、現地語だけを覚えていることはリスクが伴います。
例えば、ベトナムに住むからベトナム語だけを覚えるとします。 しかしビザの取得のために他の国に一度入国する必要が出てくるかもしれません。 もしくは他国の大使館や領事館での手続きが必要かもしれません。 このような場合、ベトナム語を使うことはできません。
周りにいる外国人とコミュニケーションができる
海外生活で出会う人というのは現地の人だけではありません。 その国に働きに来たり留学しに来たりしている外国の人達と交流することとなります。 そして結局一緒になるのは、現地人と言うより仲間の外国人なんです。 もちろんその人達の多くは現地語を話せません。 それで、たとえ現地語が流暢にできるとしても、英語を話せないと外国人とコミュニケーションをとることはできません。
また、ビジネスでも外国人を積極的に採用している企業であれば、 あなた以外にも外国人が採用されているはずです。 周りが現地の人だという環境でなければ、 英語でコミュニケーションを取らねばなりません。
英語は比較的簡単
現地語は、学習がしにくいというのも難点の1つです。 ベトナム語を例に取ってみると、 まず教材がありません。 次に、発音がものすごく難しく、 マスターすることは至難の業です。 3年間くらい学んでやっと通じるレベルの挨拶ができるという感じかもしれません。 しかも現地の人は、こちらが現地語を話せるとわかるとものすごい速さのスピードで話してきます。
一方、 英語は……
- 6年以上学校教育で習います。
- 発音もそれほど難しくない
ある程度カタカナ読みでも通じる場合があるほどです。 文法も、 他の言語と比べるとシンプル。 - 現地の人がゆっくり話してくれる
英語圏以外の人は、 自分も英語が得意ではないのでゆっくりと簡単な語彙を使って英語を話してくれます。
完璧主義になる必要はない
英語を知っておくと言っても、 仕事ではなくただの海外生活レベルであれば、それほど高度な英語を勉強する必要はありません。 中学校レベルの英語で十分まかなえるでしょうでしょう。
それでおすすめは、 海外旅行の計画を立てたなら、その国に移動する前にできるだけ英語のスキルを伸ばしておくことです。 これは決して、英語をマスターしてから海外生活を計画するというわけではありません。 2、3ヶ月後に海外生活すると宣言してしまって、 その2、3ヶ月の間オンライン英会話などを利用して英語を勉強すればよいでしょう。

現地語を学ぶ理由
では現地語を学ぶ必要はあるのでしょうか? 挨拶と感謝の言葉と、買い物の時の表現だけ覚えておけばいいでしょう。 つまり……
- こんにちは
- ありがとう
- これをください
この3つの言葉を最初は覚えておけば現地語は十分です。
ローカルになると英語は通じない!?

たしかに、 郊外の役所や駅やタクシーなどは英語が通じないことがあります。それにローカルの市場なんかだと英語はあまり通じないでしょう。
グーグル翻訳で大体はなんとかなる
しかし、海外初心者がそんなローカルな場所に頻繁に行くということはあまりないと思われます。 役所などの手続きでどうしても現地語が必要な場面なのであれば、英語が話せる現地の友達に頼ることができるでしょう。 そして、今はグーグル翻訳というスグレモノがあります。 これさえあればほとんどの場面は何とかなります。
英語だと現地の人と仲良くなれない!?

英語が通じるとしても、英語だけだとどうしてもそのコミュニティーにおいて「お客さん」のようになってしまうというのは事実です。 逆に現地語を話すことができれば、 その国の人達から喜ばれます。
英語で仲良くなれない人はもともと仲良くなれない
ただ、英語で仲良くなれないような人ってどうかなとは個人的に思います。「言語を学ぶ」というのはわたしは歩み寄りだと思います。本当だったら意思を伝えられない相手に橋を架ける行為だと思います。
交友関係はすべて受ける、すべて与えるの関係ではないと思います。ふたりとも歩み寄るのが必要ではないでしょうか。であれば、自分の母語を話してくれる相手としか友達にならないような歩み寄りのない人と仲良くなる努力を払うのもいかがなものかなと思います。
現地語を学ぶ意味って?
もちろん国際結婚の場合は、現地語を覚える必要があるでしょう。子供とのコミュニケーションはどちらかの、特に母親の母語のほうがいいからです。どちらかの母語に固定しないまま子育てを行うと、どの言語も中途半端に覚えてしまうという問題に直面します。
また、人間性を成長させるような、心の教育を行う分野では、現地語での教育が欠かせません。しかし、この2つの分野を除いて、わたしは現地語を深く学ぶ意味を見出していません。
英語 VS. 現地語 結論!!
この記事では、非英語圏のコミュニケーションで英語と現地語どちらが大切かということを勉強できました。英語がやっぱり基礎になるということでしたね。英語を勉強する方法を2つの記事でまとめてみました。こちらの記事も参考にしてみてください!!
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