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「分かり合う」を手放すなら、人間関係や海外生活が好転するかも 【HSP】

新しい人と出会う、新しい仕事が始まる、海外生活が始まる! ぜひとも仲間と「わかりあえる」関係でいたいと思いますね。でも時として、分かり合うというのはとっても残酷な牙を向くことがあります。自分の世界を広げるために、「違いを受け止める」という考え方、してみませんか? 物事を繊細に考えてしまうあなた、海外で生活するあなたに、とっておきのアイデアです。

なんだか私、人と仲良くなるのが苦手なんです……分かり会える関係というか、そういうのを築くのが難しくって……

なるほど、もしかしてそれって……

自分も相手も自由にさせておく

ことで、好転するかもしれませんね!!

自分も相手も自由にさせておく?

そう、つまり、「分かり合うを手放す」ということです。

あなたもこんな事ありませんか?

分かり合おうとして分かり会えない……

誰かにあったとします。その人とはこれから頻繁に会うことになり、一緒に仕事を行ったりするなかになるとします。例えば、職場の同僚とか、クラスメイトとか、ママ友とか。頻繁に会うのだから、できれば、仲良い関係でいたい、その人に好かれたい、欲を言えば、いい友だちになりたいと思いますよね。

こんなとき、私がよくやっていたのは、「わかりあおう」ということ。相手のことを本当に理解しなければならない、そして、相手にも自分のことを理解してもらわねばならない、と思って行動していました。相手はきっとこうしてほしいだろう、だからこうしよう。相手はきっと親切にしてほしいだろう、親切にしよう。相手に尽くします。これだけ相手のことをわかろう「としたんだから、相手も自分のことを理解しようとしてくれるはずだ。自分のことも話すようにしよう。

しかし、相手はそれ相応の関心を自分にかけてくれていないように感じてきます。なんでここまで頑張っているのに、相手はわかってくれないの!! なんだかイライラしてきます。ついに相手のことが嫌いになってしまいます。

これでは、最初に考えていた、「仲の良い関係で」いることができず、本末転倒になってしまいましたね。

もう一つのパターンを見てみましょう。あなたは、海外での仕事が決まりました。海外に行く前に聞いた言葉「海外に行ったら、その土地の文化を理解して行動せよ!」。あなたは真面目にそのアドバイスに従い、英語だけじゃなくて現地の言葉も覚えます。その国の文化や習慣を一生懸命勉強します。すべては現地の人達を理解するため、そして自分を理解してもらうため。

しかしこれほど頑張っても、相手はあなたを理解しようとしないかもしれません。協調がうまく行かず、仕事の成績が伸びません。なんでここまで頑張っているのに相手はわかってくれないの!! なんだかイライラしてきます。ついに相手のことが嫌いになってしまいます。

ではどうしてこんな事になってしまったのでしょうか? 自分は違う国の相手と「分かり合おう」と一生懸命にやってきたのではないですか?

実はこの「わかりあおう」、「わかりあいたい」と言いながら、実は「私と同じ考え方や感じ方をしてほしい」と求めてしまっていることもままにあるのです。

ジピティー先生
あ! YouTubeも見てくださいね!!

「わかりあう」を手放す

そっか! わたしも、相手に同じ考え方を強要していたのかも!

「わかりあえること」というのはとても大事、大きなパワーをもらえます。しかし、全員と分かり合うことは不可能です。世の中にはいろんな考え方、感じ方、背景の人がいるのです。また、たとえ家族や長年の友人といった、分かってくれそうな人でも、あなたのことをすべて100%わかるということはないでしょう。

「わかりあいたい」という思いが強いと、相手に振り回されたり、「どうして分かってくれないの?」とがっかりしてしまいます。

じゃあ、どうすればいいの?

「わかりあうこと」を手放すと、考え方や感覚の違う相手ともいい関係を築くことができます。

「わかってほしい」「共感してほしい」「納得してほしい」は、全て相手に対する強要、コントロールです。しかし、相手を変えることはできません。相手をコントロールすることはできないだけでなく、やってはいけないことです。相手には相手の自由があるのです。

それで、コミュニケーションスタイルを、「わかってもらう」から「情報提供」に切り替えましょう。

  • 「私はこう思う」
  • 「私はこう考える」
  • 「わたしは~~をしてほしい。」

このような情報を理性的に淡々と提供するという形を取りましょう。私達の仕事は自分の考えや気持ちを伝えるところまでです。それに共感するか、納得するかは相手の責任です。相手の選択の自由を尊重せねばなりません。「私はこう思う」といったあと、相手はわかってくれるかもしれないし、分かってくれないかもしれない、両方あっていいのです。

なるほど、違いをなくすのではなく、違いを楽しむってことですね

受け入れられないなら「受け止める」

今回参考にさせていただいたこちらの本にはこのようにまとめられていました。

「そっか、わたしにはわからないけど、あなたにとってはそうなんだね」と違いをそのままにできたとき、人間が持つ温かい心-思いやりや違いを受け止める度量ーに触れ、世界が広がっていきます。

「あなたはそう思うのですね」

「あなたの気持ちをしれて嬉しい」

「私は、こんなふうに思う」

わたしもこの点に共感いたしました。コミュニケーションは、受け入れる、拒絶する、の2つのカードではなくて、「受け止める」というカードがあっていいのではないでしょうか。

「わかって!」と相手をコントロールするのをやめると、自分も相手も自由になります。そうすると考えや感覚の違う人達とさっぱりした関係が築けるようになり沢山の人達と出会っていけます。コミュニケーションは違う二人の出会い、海外生活は違う環境との出会い、ぜひ、違いを楽しめる技術、受け止める技術を培いたいものですね。

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  • この記事を書いた人

俊教授

言語、文化、アイデンティティ、未来を越えた夢の実現を願う仲間たちとともに台湾高雄で海外移住の研究を行っています。

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