ベトナム風の豚の角煮である「Thịt Kho」を日本のキッチンで作ってみました。作り方をご紹介します。
ベトナム風の豚の角煮「Thịt Kho」は、ベトナムのローカルの食堂で本当によく見かけるポピュラー料理です。豚肉にも卵にもヌックマムベースの出汁がしみてとてもご飯が進みます。
この「Thịt Kho」ベトナムの角煮ももともと中国の料理で、ベトナムが中国に支配されていた漢王朝の時代に伝来してきたものです。今ではベトナム料理といってもいいくらいのポピュラーさとオリジナルさが付与されています。
このベトナム風の角煮、日本のキッチンで作ってみました。
ベトナム風豚の角煮「Thịt Kho」の材料
5人分
豚バラかたまり 800グラム
ゆで卵10個
【A】下味用調味料
【A】ヌクマム大さじ4
【A】砂糖大さじ6
【A】胡椒適量
【A】にんにく(すりおろす)ひとかけ
【B】煮込み用調味料
【B】鷹のつめ3本
【B】しょうが(細切り)ひとかけ
【B】水 材料がかぶるくらい
【B】ヌクマム大さじ5
【B】砂糖大さじ4
今回も重要になるのが
こちらのナンプラーです。ベトナムの角煮は醤油の代わりにナンプラーを使います。

作り方
1.卵を茹でてゆで卵を作ります。
2.豚肉を食べやすい大きさに切ります
3.【A】の下味用の調味料を全て圧力鍋に入れ、すこし煮立たせます。切った豚肉を30分以上漬け込みます。全体にタレが絡むように時々かきまぜます。
4.フライパンで、タレに付けた豚肉を焼き色を付けるくらいに軽く焼いて取り出します。フライパンは洗わずそのままで。
5.タレが残っている圧力鍋に肉を戻し、【B】煮込み用調味料をすべて入れます。
6.蓋をとった状態で沸騰するくらいまで加熱し、アクを取ります。アクを取り終わったら、蓋をして弱火で加圧した状態で20分加熱します。その後火を消して、圧が下がるまで放置します。
7.フライパンに残った脂で、卵を軽く炒めます。
8.鍋の熱が下がったら、卵をいれて、数時間蓋をして放置します。卵にもだしが染みたら完成です。
ヌックマムの香りが食欲をそそる豚の角煮、あっさり味でご飯が進みます! ぜひぜひあなたも今晩のおかずにベトナム風豚の角煮「Thịt Kho」はいかがでしょうか。