人間関係と海外監督

質問を良い質問にする3つのポイント【相手に寄り添う3つのスパイス】

尊敬していた人が今目の前にいる! 今なら何でも質問できる! それなのにナンセンスな質問をして場が白けてしまった……そんなことがないように、この記事では、あなたの質問力を伸ばす3つのスパイスを研究しましょう!

質問力? 質問って、わからないことを聞くだけなんじゃないですか??

いえいえそんなことないんですよ!!

少し考えてみてください。あなたがものすごく尊敬している人が、わざわざあなたのために時間をとって、話に来てくれました。あの人からぜひとも今後の糧になる話を聞かせていただきたい! それなのに、なんて聞いていいかわからない……

「あの……何かいい経験などありますか??」

「経験ですか、いえいえ、そんな特別なことはしていません。毎日毎日生きていたら、気がついたらここにいました!」

「あ、そ、そうですか……」

こーんな感じにどうでもいいことだけしか聞けなかった……なんてことありませんか?

たしかに……

質問力って重要!!

先日挙げさせていただきました一つの記事があります。

質問力はあなたの成長に不可欠!? 良い質問って何?

尊敬する先生と対談できる! スキルアップにセミナーに参加する! 仕事の会議の生産性を上げたい! こんな状況下で質問はあなたの人生を左右するかもしれません! 今日はそんな質問する力を高めるために、あなたを成功に導く良い質問とはどんな質問なのかを考えてみましょう。

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この記事でも取り上げました。質問力、これからのあなたの成長に大きく関わっていく能力になります。

今回はそんな質問力をもっと深堀りしてみましょう。前回は、良い質問とはどのようなものかについて考えましたが、この記事では、

  • 質問に含めると味わいが引き立つスパイス

です。全部で3つ取り上げます。この3つ、大前提となっている要素があります。それが

  • 相手の気持に寄り添う

ということなんです。ではどのように寄り添えばいいのでしょうか?

1. 「好き」

まずはじめのキーポイント、それは「好き」です。相手が好きなものについて話すとなると相手はものすごく盛り上がります。

誰でも好きなことは聞かれたいですね。私も中国語の話だったらずっと話していられると思います。

反対に、話したくないことを聞くとものすごく嫌な雰囲気になります。向こうも答えてくれるかもしれませんが、気持ちが乗っていないので雰囲気は悪くなってしまいます。

それで、相手の好き嫌いについて、最初に研究しておきましょう。

ジピティー先生
好きなことはたくさん話せるものですね!!
ジピティー先生
あ! YouTubeも見てくださいね!!

2. 「苦労」

そして二番目、好きな話と同じくらい大切なキーワードは「苦労」です。相手の苦労に寄り添いましょう。

え! 苦労ですか!!

もちろん暗くなっちゃったらだめですけど、

「田中さん、今回のプロジェクト、すごかったですね」

「いやいや、そんなこと」

「いやー、すごいですよ」

「まあ、そんなことないですよ」

褒めるだけではこうやって謙遜のしあいで話が終わってしまいます。ここで「苦労」に少し触れると質問の起爆剤になります。例えば……

「田中さん、今回のプロジェクト、すごかったですね」

「いやいや、そんなこと」

「いやいや、きっと成功させるまでにはいろんな苦労があったでしょう。だって、今回のプロジェクトって、組織の今までのやり方とぜんぜん違うじゃないですか。」

「そうなんですよ! 実はこのプロジェクト、最初に考えたのは10年前なんですよ……」

こんな感じで苦労を引き出してあげると、良い答えが出てきます。だって、どんな成功者でも苦労は絶対しているから。

さて、その時必ず専門性を引き出してください。質問しているのはプロフェッショナルです。成功者、プロフェッショナルは忙しいです、わざわざ時間を撮ってくれています。その人でなくても答えられるような内容であれば、全くその犠牲が無駄になってしまうのです。それで、アスリートならスポーツのこと、シェフなら料理のこと、そのプロフェッショナルポイントを引き出しましょう。

3. 「変化」

最後のスパイスは「変化」。変化にに注目してみましょう。

過去の相手と現在の相手で変化があります。ターニングポイントでどんな事を考えたのか、何が変化させたか、それを聞いてみましょう。

  • 「Toshiさんは中国語を勉強して中国語を用いて羽ばたいていきたいと思っていましたね。でも、今はベトナムで活動しておられる、なんでまたベトナム7日、理由を聞いてみたいです」
  • 「話の中で高校の頃は理系科目が好きだったって言っておられましたね。でも、外国語ってゴリゴリの文系の勉強じゃないですか。外国語を始めやってみようとされたとき、どんな事を考えてそうされたんですか。なにがToshiさんを変えたんですか? 」
本当だ! 変化にフォーカスを当てると相手は話しやすいし、こちらも欲しい答えが聞けますね!!

勉強と準備が大事

このような質問をするためには、過去と現在の両方の情報を知っておかねばなりませんね。

ということで、1,2,3のスパイスを含めるのに共通する努力、それは……

  • 勉強と準備

このような質問をするには、事前の勉強と準備が不可欠です。

このように質問のずっと前に相手のことを勉強しておく、この努力は相手の心を打ちます。わざわざ自分の話を聞きに来るために、この人は勉強してくれている、準備をしてくれている。そう考えると話しては嬉しくなります。あなたを信頼するようになります。そうなれば、この人には話してあげたいってなるんです。

ジピティー先生
そっか! 良い質問には予習が書かせないんですね!

最高の質問

では、このようなポイントを抑えた上での最高の質問とはどのような質問でしょうか? それは……

  • 本人も気づかなかったことを思い出させてくれる質問

です。どういうことか?

先程申し上げたとおり、相手に会う前にその人のことを勉強し、質問の準備しておきます。そのときに、相手について、

  • 仮説を立てます

つまり、相手が過去にターニングポイントがあったことを知ったなら、

  • いつ、どこで、だれが、なにを、どのように、なぜ

と考えます。例えば、

Toshiがずっと中国語を勉強していたのに、20代後半でベトナムに渡りベトナム語を勉強し始めた

こんなターニングポイントを知ったとします。では、それはいつですか、どこでですか、誰が関わっていますか? 何をしましたか? どのようにしましたか? なぜですか?

このように考えて一つの仮説を立てます。

新しい国をターゲットにするなんて緊張したに違いない。新しい言語を勉強するなんて、ものすごくエネルギーが言っただろう。そんな中でもToshiを動かすなにかがあったに違いない。じゃあそれを聞くと盛り上がるのではないか?

それで、

Toshiさん、ずっと中国語を勉強していたのに、ベトナムの仕事への変化があったと聞きました。新しい言語や環境にまた飛び込むというのはものすごく勇気があったと思います。飛び込んだあともものすごくエネルギーが必要だったことでしょう。それなのになにがToshiさんを突き動かしたんですか? なにが、あきらめずにToshiさんを進ませたんですか?

このように。きっとこの人はこんな考えがあったからこんなことをしたのだろう という仮説を使ってみましょう。すると、質問を受けいている本人も考えたことがなかった点を気付かされる結果になるかもしれません。このような、相手にも良い刺激を与える質問、これが最高の質問です。

質問のスパイス

それでは、質問力を高めるスパイス、復習してみましょう!

ポイント

  1. 相手が好きなこと
  2. 相手の苦労
  3. 相手の変化

この三要素を事前に勉強し、質問を準備する

ジピティー先生
なるほど、「良い質問」は一日でならずってことですね

そう、普段の研究と準備が欠かせません! この記事では、あなたの質問力を伸ばす3つのスパイスを調べてみました。あなたも良い質問ができるインタビュアーとしてこれからも向上していってくださいね!!

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  • この記事を書いた人

俊教授

言語、文化、アイデンティティ、未来を越えた夢の実現を願う仲間たちとともに台湾高雄で海外移住の研究を行っています。

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