「話聞いてくれてありがとう! 元気出たよ!」こう言われると心が嬉しくなりますね。今日はがっかりしている人、助けが必要な人の話を上手に聞いて、自分も相手も心が豊かになる「傾聴」の方法を考えてみましょう。

それなら、「傾聴」という聞き方の技術を身に着けましょう!!
傾聴とは
ただ相手の話を聞くだけではなく相手の話を理解しようと熱心に耳を傾けることを指します。
人の悩みを聞くときに傾聴の技術が必要です。
どんな事を考えているのか、原因はなんなのかを傾聴で分析する
傾聴そのものが治療になることもあります。しっかりと傾聴ができれば相手の気持を軽くすることができます。また話しているうちに、心が整理されてゆき、自ら解決法を見つけ出すということもあります。そういった効果がカウンセリングでは応用されています。
ちゃんと話を聞く姿勢を身につけることで人間関係がスムーズになります。またしっかり話を聞けると相手の立場で考えられるので自分自身の成長にもつながります。

正しい傾聴のやり方
1. 自分のためにしようとしない
どうしても傾聴を一つのテクニックと思ってしまうことがありますがそうではありません。仕事で成長したいからとか相手をコントロールしたからではなく、相手のことを深く理解したいんですという態度が必要です。自分のためにやると相手に伝わってしまいます。
2. 相手の目を見る
結構できてないことがよくあります。目を合わせて話を聞くかどうかは印象に関わります。目を合わせたほうが安心します。目を見るのが緊張するならば、最初は目止めの間、眉間を見るようにしましょう。
3. 相槌を打つ
相槌を打つのも非常に大切です。相槌は話を挟まなくても聞いてますよ、分かっていますよというサインになります。しかしやりすぎも不自然なので、程よいタイミングで顎を大きく動かすというのが良いでしょう。
4. 繰り返す
相手が言ったことを繰り返すことで話に抑揚が生まれます。途中で言葉を繰り返すことによって話にリズムを付けて、相手の思考を手助けする手助けをします。繰り返すことで共感を示すこともできるので気分を和らげることができます。
今日上司にムカつくこと言われたんだよ
へー、上司にムカつくことを言われたんだね
これだけでも繰り返して共感を示すことができます。
5. 話をまとめる
ある程度傾聴が方についたら試したいのが、話をまとめるというステップ。傾聴の最終的な目標は問題の解決につながることなので、最後に話を簡潔にまとめて相手に確認してお互いの理解に相違がないか確認しましょう。
あなたが言いたいことはこういうことであっている?
このようにまとめることで、ちゃんと相手の話を理解していることを示せ、また相手の気持の整理にも役立ちます。また傾聴は相手にすべてを話させることが目的ではないので、話を遮らない程度に、「ちょっと今の話詳しく聞いていい?」「ちょっとこっちから一個質問してもいい?」とこちらから質問するのも友好的です。

ほんとうにそうですね!! 傾聴によって自分と相手のどちらの生活も豊かになる可能性があります。ぜひ、良い聞き方、傾聴の方法を当てはめていきたいですね。