英語がなぜ話せないか! 日本人の大きな悩め、それが英語ですよね。英語さえ喋れたら、海外旅行も仕事も友情も100倍楽しくなるのに、なぜ英語を話せないのでしょうか? どうすれば英語を話せて聞けるようになるのでしょうか? ともに考えてみましょう。

誰かさんが言っていました。日本人の95%は英語話せない……でも考えてみてください。最近では小学校から学び始める英語、中学校、高校であれほど勉強した英語、あなたはきっと大学でも勉強したはずの英語、英語勉強歴10年、短くても6年は勉強しているはずの英語。
でも実際どうですか?
初めて海外旅行。ボソボソは喋れる。ジェンガのようなすぐにでも崩れそうなボソボソ英語です。
しかし超高速で相手は答え返してきます!! それはそれはまるでF1!!
ジェンガのようなぼそぼそ英語、それがF1でぶっこわされる……なんなのわたしの10年……英検とか、センター試験とか、トエックとかなんだったの???
こんな絶望を経験したのは私だけではないようです。
そんなこんなで英語コンプレックス率がとてつもなく高い日本。本屋さんに行くととてつもない量の英語のテキストが打っています。
英単語これだけ覚えて3千語
この3千語でなんとか立ち上がってみようか……
っと単語帳を手にとったあなた! ちょっとまった!!
単語帳を買う前に、単語帳を買う前に、
英語ががなぜ話せないのかをわかる必要があります! これがわかれば次こそ立ち上がれるのです!!
英語するならレアジョブ英会話
話したいなら話せ! 聞きたいなら聞け!
英語の勉強法は十人十色、いろんな流派があります。その中で二種類の流派があります。
単語派
まずは日本人らしい英語学習法です。それは
単語をまず覚えまくりましょう。そしてたくさん英文を読みましょう。そしてかけるようになりましょう。これが基礎になります。この基礎ができたら、つぎに聞きましょう。そしたら英語を話せるようになるんです!!
このような英語の流儀です。簡単に書くと……
単語 → 読み → 書き (基礎ができてから) → 聞く → 話す
このような順番ですね。
しかしここでこれとは全く逆の流儀が現れます
話す聞く派
とりあえずまず聞きましょう。そして話しましょう。基本これだけでいいです。余裕があるなら読み書きをしましょう。そして最後に単語を覚えましょう。これが「話す聞く主義」。簡単に書くとこうなります。
聞く → 話す →(余裕があるなら)→ 読み → 書き → 単語
そう、最初の「単語派」と全く逆なのです。
話したいなら話すのが先だろ!

では考えてみてください。あなたは、単語博士になりたいのですか? 英語を書きたいのですか? 英語を読みたいのですか?
この記事のテーマは「英語を話せて聞けるようになる方法」、そう、英語を話したいんですよね! 聞き取れるようになりたいんですよね!!
話したいなら話す練習をする 、聞きたければ聞く練習をする、これが道理ではないでしょうか?
泳げるようになりたいなら何をしますか? 平泳ぎのメカニズムを解説した本を読みますか? 平泳ぎの泳法をレポートにまとめますか? 平泳ぎの図をきれいに描きますか?
ちがう! まずはプールに入りますよね! プールに入らずに本ばかり読んでもダメなんです。
私達は話したい!読みたいわけでも書きたいのでもない! だったら話して聞け!
話したくて聞きたいのなら、話して聞け! これなんです。

単語は省いて捨てろ
しかしこう思うかもしれません。

これが単語派の人の考え方です。たしかに一理あるように思えます。単語をすべて覚えることができれば、それを並べて言いたいことを言えるように気がしますね。
しかし落とし穴があります。
ものすごく早く言われると入ってこないんです。
海外ドラマは350の単語でほぼ説明できる!?
海外ドラマや映画、字幕無しでみられる人ってどれほどいるでしょうか? あれだけ勉強しているはずの大卒の人でも聞き取れない人がほとんどです。
しかし海外ドラマの単語全部抽出してみていくと、その90%が2000語におさまるようです。そしてもっと言えば、驚くことに 80%が350語でまとめられてしまうというのです!! 中学校で学ぶ英単語は約1200文字だと言われているので、350語なら中学英語の4分の1ということになります。
それなのに聞き取れない、なぜか?
それは、逆に、単語を覚えすぎているからなんです。
まずネイティブの人にナチュラルスピードでガガガ―と言われると、単語派の人は、言われた言葉にたくさんの英単語が入っていると認識します。そしてその一つ一つが何かを聞き取ろうとします。しかしそれでは遅く、どんどん会話が進んでいきます。返すときも同じ、単語を並べて並べて答えようとします。そして、こんなときはwill なのか going to なのか、はたまた他のなにかなのかと考えます。しかしそんなにゆっくりしているともう相手の話題は変わっているかもしれません。野球でいうとものすごい数のボールを千本ノックで取りに行かされているようなもの。これではついていけませんね。
じゃあどうすればいいのか? 千本ノックでなくて、一球だけでキャッチボールをすればいいんです。つまり、単語は省いて捨てるのです!
先程も考えました、本当に必要なのは350単語、だったらそれ以外は捨てましょう。
will ? going to ? これいらない!!
ガナ gonna だけ覚えればいいんです!!
I’m gonna go. わたしは行きます
これでいいんです。海外ドラマで一番使われているのはgonna だからです。未来は「gonna」でいいんです。
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ワナ? ガナ? 英語の短縮表現wanna/gonna/gottaの使い方
今回はバイリンガールさんの動画から、ぐしゃっと潰れた英語の短縮語の言い方を勉強しました。英語の wanna / gonna / gotta / lemme / gimme といった省略語の使い方を勉強してゆきましょう。
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海外ドラマでは、wanna gonna 一番使われています。このような言葉が、よくある球だとわかっていたら受け取りやすい。しかしわからないから取りそこねるのです。
答えるときも同じです。
- 未来: gonna
- やりたい、ほしい: wanna
- すごい: オウサム awesome ファビュラス fabulous
なぜこれらを使うかって? 海外ドラマで使っているから! このようにドラマでよく使われる単語だけを覚えるのです。単語は多すぎると混乱してしまう。だからこそ省いて増やさず捨てるのです。
ゴールは?
では、話す聞く主義のゴールは何でしょう?
- 話す: シンプルな言葉を素早く組み立てる
- 聞く: ネイティブのスピード
これが目標になります。

これを達成する上での大前提、それは……
単語はダメ! もう一度いいます! 単語帳だけは絶対ダメ!! それで聞けるようにはなりません。
ではどうすればいいですか。本屋さんに行ったらテキスト教材がありますね。英作文とか長文読解とか。でもこれって、読み書きですよね。私達が必要なのは読み書き教材ではない。
英語のドラマや映画 会話の動画で勉強
一昔前、ちょっと高い教材は音声教材でしたよね。 「聞き流すだけで英語がペラペラに」をウリ文句に聞き流し教材って売られていました。英語の教科書は本テキストは学校でくれる、しかし音声教材はなかなかないからラジオとかスピードラーニングとかで勉強していました、
しかし時代は進んでいます。そう、映像が出てきたのです。YouTubeを見ればたくさんの英語の動画を見つけることができますよね。このような 映像コンテンツががとても役立つんです。
音声だけではなかなは言葉は入ってきません。子供の言語を覚える様子を少し想像してみてください。子供はまず目の前のものを見ます。誰かが笑っています。そのあとスマイルと言われて、これがすまいるというんだと覚えていきます。
このように、ビジュアルがあった後音声があるから人間は言語を覚えるのです。

いえいえ、教材は英字新聞やニュースではありません。
映画、ドラマ、音楽です。

確かに文法的にはあまり正しくないかもしれません。しかし今回考えているのは、会話のための英語です。考えてみてください。
「こんにちは、お昼のニュースです」
「今日未明、コンビニ強盗事件の容疑者が逮捕されました」
「アメリカ大統領は日本時間の午後9時に記者会見を行いました」
あなたは日々の会話でこんな事を話しますか? 話さないですね! 新聞やニュースは会話で使えない。なぜなら客観的な事実を書いた文章だからです。
対する会話というのは主観的な感情を表現する営みです。そして、映画、ドラマ、音楽こそ、主観的な感情を表現しているのです。
では、映画、ドラマ、音楽で一番つかわれているのはどんな言葉でしょうか?
「I(私)」そして「 YOU(あなた)」です。新聞やニュースにはこれがでてこないんです。
でも日常でいうのは I, YOU のフレーズなんですね。会話の英語はニュースでは学べないのです。
英語字幕のシャドーイング

いいえ、ただ聞き流すだけではダメです。
「英語字幕でのシャドーイング」が効果的です!!

シャドーイングとは、言われた英語に対して、影を追いかけるように、それについて口で発音していく、英語を聞きながらほぼ同時進行で復唱することをいいます。英語の字幕を見ながらでいいから聞いたはしから読んでいくのです。
これを、速度を遅くしたりせずにそのままのスピードでやってみましょう。
発音が難しいと思うのは、結局文字を見ているからなんです。単語帳の単語の文字列を読んでいては自然な発音は身につきません。
例えば……
orange Juiceは「オレンジジュース」というよりは「 オレンジュー」っぽい発音で読まれます。First of allは 「ファスタボー」のような発音になります。このように文字ではなく、聞いたまんまを同時進行で復唱しましょう。文字スペル考えなくていい、聞こえたことをまんま真似する、このシャドーイングをやって
フォニックス
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英語の「フォニックス」とは? 英語の発音がかっこよくなるアルファベットの〇〇〇!?
「英語の読み方がわからない」「英語の発音をもっと良くしたい」こんな悩みに答えてくれる英語学習の強い味方、それが「フォニックス」です。フォニックスとは一体何でしょうか? どうすればフォニックスを習得できますか?この記事を通して英語のフォニックスに触れてみましょう。
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そしてできれば「フォニックス」を勉強しておくことをおすすめします。フォニックスとは、綴りと発音の関係を学ばせる指導法のことです。
A B C エービーシー って読みますけど、これはアルファベットの名前です。
これを発音の音にすると……
A ア B ブ Cク みたいなかんじになります。こういう読み方というのがアルファベットごとにあるのです。このフォニックスを一個一個を練習して覚えていけばアルファベットの並びをみただけで性格な発音ができるようになります。
英語の目的は?

英語が続かないかなぁっと思うときは、英語をする目的を明確にしましょう。英語は手段であって目的ではありません。
「英語話せたらいいな、だって話せたらかっこいいでしょ!!」
← これでは続きません!!
英語はゴールではありません。英語ができるようになった上でやりたいことがあるから英語をやる、この目的意識が必要です。
- この人と話したいから英語を話そう
- 好きな人と話したいから英語を話そう
- 絶対海外の大学行ってやる
- ビジネスやってやる
- ハリウッドにいってやる!
英語使って何したいの? これを見つめ直す必要があるのです。
私達は英語を、学校や会社でのマウント取りの材料や一つの資格のように考えがち。とりあえず役に立ちそうだから、話せたらかっこいいからと英語を勉強し始めがち。
しかし英語はそのようなものではありません! 英語は資格ではなくスポーツです。
サッカーを考えてみてください。サッカーってできるできないではありませんよね。
「いつかはサッカーボールを蹴ってみたいものですね」
こんな事言う人いないじゃないですか。蹴り続けたことでうまくなっていく蹴らないなら下手になる、それがスポーツです。
語学はスポーツ。下手でもいいから蹴る、蹴って蹴って蹴り続けることでうまくなっていく。これが語学です。
だから、「なんのために英語を勉強するんですか」この質問に「かっこいい」「役立ちそう」以外の明確な答えを出せねばなりません。
英語学習結論
長くなりましたが、結論はこれだけです!
英語字幕付きの会話動画から大好きなものを毎日シャドーイング
そう 「動画をシャドーイング」です!!
これしかありません!
そして
それをなんのためにするのかを明確にしましょう!
もう一度結論をお伝えします。
ポイント
どうしたら英語を話せて聞けるようになれますか? 英語をペラペラに話せますか?
- 英語字幕付きの会話動画から大好きなものを毎日シャドーイング
- なんで英語をするのかを明確に
この2つであなたも英語を話せて聞けるようになれるのです!!
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【英語ができるとは〇〇!?】英語日記 & オンライン英会話 & スマホの最強英語学習法
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