HSP メンタルヘルス

人間関係が疲れる 人の話が自分の事のように感じてしまうときの対処法【HSP】

この記事では、人間関係で疲れる、人と話すとまるで自分が悪いように感じる、とおもえてしまうときにどうすすればいいのかを考えました。生まれつき繊細な気質を持つ、いわゆるHSPのあなたにも、今までそんな事考えたこともなかったけど、今から海外で仕事があるというあなたにも役立つ情報だと思います。

人といると疲れてしまいます。特にガツガツしている人と話すと力が吸い取られてしまうように感じるんです。
HSPってなに? 気が付きすぎて辛い? 特徴、対処、接し方について調べてみた

最近、「HSP」という言葉を見たり聞いたりしたことがあるのではないでしょうか。このHSPという言葉を理解すると、あなたの会社での人間関係や友達関係で本当に有利に働くかも知れません。反対にHSPの知識がないと、知らない間に誰かを傷つけてしまうかもしれませんよ。今日はそんなHSPという言葉について考えてみたいと思います。

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少し前に、「HSP」という言葉を取り上げました。「とても 敏感な 人」「人一倍繊細な人」という意味があり、生まれつき繊細に物事に反応してしまう気質がある人達ということでした。そしてこのHSPは、病気ではなく気質だという点もお伝えさせていただきました。

さて、このような、比較的物事に繊細に反応してしまう気質の人たちは、すごく感情移入をしてしまい、自分のことのように人の話を聞いてしまって、人間関係に疲れるということが往々にして生じます。あなたも、ゆっくりしたペースでの話ならいいけど、ガツガツした、早口の人と話したり、大勢の人と話たりするとき、ものすごく疲れてしまう、なんてことはないでしょうか。あなたも、ガツガツしている人が話していると、自分になにか言いたいのか、何か自分に起こっているのではないかと感じてしまうことがないでしょうか。怒っている人や悲しんでいる人と話すと、自分のせいでこうなっているんじゃないかと自分を責めてしまう、なんてことはありませんか

海外生活で過敏に!?

このサイトでは、海外生活について取り上げていますが、日本では特に自分は繊細だと思っていなかったのに、海外生活が始まった途端、人間関係にものすごく疲れたり、刺激多加でヒステリックになったりしてしまうということがあります。

外国生活に潜むストレス!カルチャーハックでメンタルヘルスケア

この記事では、海外で私達が受けるストレス、そしてその対処法を少しづつシェアするために用意されたカテゴリー「カルチャーハック」についてご紹介します。

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これは、言語の相違、なれない文化、生活の仕方の変化その他ストレスとなる状況が増えた結果、体が警戒モードになってしまうからだと思われます。上の記事でも海外で押し寄せてくる不安の要素を取り上げました。これらの敵が一気に来るのです、敏感に自分を守ろうとして以前より繊細になってしまってもおかしくありません。私Toshiも、海外では思いの外、状況に過敏な反応を取ることがよくありました。

それでこの記事では、人間関係で疲れるという状況に同対処すべきかを考えたいと思います。生まれつき繊細な気質を持つ、いわゆるHSPのあなたにも、今までそんな事考えたこともなかったあなたにも役立つ情報だと思います。

相手と境界線を引く

先ほどお伝えしたような状況に共感されるあなたは、感じる力が強い人です。相手の表情や声のトーンなど、言語街の情報も細やかにキャッチするために長時間相手の話を聞き続けると刺激が多すぎて参ってしまうのです。感情移入しすぎる繊細なあなた、相手の怒りや悲しみや痛みを自分のことのように感じてしまい結果話を聞くだけで疲れてしまう。話をがんがんをしてくるガツガツな人と話したときはもう悲惨な状態になってしまうでしょう。

ここで重要なのは、相手と境界線を引く技術です。つまり、刺激が自分に伝わってこないようにバリアーを張るのです。

でもバリアーってどうすればいいの?

イメージで境界線を引く

ここで少し、テレビを見ているときのことを考えてみてください。テレビのキャスターやナレーターがいろんな言葉を投げかけます。でもテレビをつけても、他のことを考えたり話を聞いていなかったりすることってありませんか?

この感覚を応用しましょう! つまり、相手の話を聞いていて疲れを感じたら、その人はテレビの画面の向こうの人だとイメージしましょう。

自分に対してではなくても、相手が怒っていたり、話すテンポが早かったりすると、自分が悪いように思えて、疲れてしまうかもしれません。そんなときは、刑事ドラマでよく出てくる、容疑者と弁護士が話し合うときの二人を隔てる透明のアクリル板をイメージしてみましょう。相手が怒っていたり、感情が激しかったりするとき自分と相手の間にあの分厚い透明の板があるとイメージしてみてください。これだけでも、自分が安全だとかなり落ち着くことができます。

なにかものをおいて境界線とする

イメージするだけではなく、実際のものや物理的な距離を使ってダメージを軽減することもできます。営業では商談相手との心理的距離を縮めるために、相手との間には物を置かないというテクニックがあるそうです。これを反対に使ってみましょう。つまり相手と自分との間になにかものをおいてみましょう。例えば向かい合って座るのなら、自分と相手の間にペンとかメモとかコップとかをおいてみましょう。そして「ここがあなたと私の境界です」と意識してみてください。

また、話を聞き続けるのがしんどいと思ったら、椅子の背もたれまで体を引いてみましょう。カウンセラーも、相手が近寄り過ぎたら引き、強く伝えたいときは近づくというテクニックを使うようです。立ち話では胸の前に資料を持っておく、いつもより半歩下がって話をすると言った方法で相手と少し距離をとってみましょう。

なるほど、境界線を意識することで刺激を減らすことができるんですね!!

そうなんです。この記事では、刺激を強く感じてしまうHSPのような気質の人が、話を聞き続けるのがしんどいと思ったときにできる事柄を考えてみました。これは、海外でいろんな人々と接するのにも役立ちます。是非試してみてくださいね。

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  • この記事を書いた人

俊教授

言語、文化、アイデンティティ、未来を越えた夢の実現を願う仲間たちとともに台湾高雄で海外移住の研究を行っています。

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