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猫(犬)を海外から日本に連れて帰る方法【犬、猫の日本への入国 (指定地域以外編)】

海外で、ベトナムで、猫ちゃん、もしくはワンちゃんを買っている、でも日本に帰らないといけなくなった、さてさてどうすればいいでしょうか? この記事では特に猫を一緒に日本へ入国する方法をシェアしたいと思います。

この度、海外(ベトナムではありませんが)から日本に帰国するときに猫ちゃんと一緒に帰ってきたという私の友だちと話すことができました。そこで、猫を連れ帰る方法を聞いてみました。

この記事に書かれていることは私が試したことではありません。もしあなたが良い知識を持っておられましたら、是非コメント欄で教えて下さいね!

ベトナムは指定地域以外の国

犬・猫の仕出国・地域によって、輸入手続が異なります。「指定地域」と「指定地域以外」の二つの地域に分けられます。

指定地域と呼ばれる場所は、アイスランド、オーストラリア、ニュージーランド、フィジー諸島、ハワイ、グアムになります。後の地域は、「指定地域以外の国」となります。

ということでベトナムは「指定地域以外の国」となるわけですね。では、「指定地域以外の国」での犬・猫の日本につれて変える方法をご紹介します。以下は犬と猫どちらも適用できる知識になります。

ジピティー先生
あ! YouTubeも見てくださいね!!

①狂犬病のワクチンの前にICチップを入れます。

ICチップを入れた日に、一度目の狂犬病のワクチンを打つことができると思います。

※麻酔無しで行うとかなりダメージを与えてしまうそうです。麻酔してもらったほうがいいと思います。また、経験がある病院を選ぶように気をつけたほうがいいでしょう。

※国際基準のICチップ(国際標準規格(ISO)11784及び11785)か念の為確認してください。

② 1回目の狂犬病のワクチンを接種します。

生後91日以降であれば接種できます。

※ICチップを必ず先に入れるようにしてください。

※ワクチンは不活化ワクチン(inactivated / killed virus vaccine)です。生ワクチンはダメです。

③ 2回めの狂犬病ワクチン

一回目から30日以上間隔を開けて接種します。

④ 狂犬病抗体検査の採血を行います。

狂犬病抗体検査の結果通知書の発行
二回目のワクチンと同じ日に行って大丈夫です。日本の農林水産大臣が指定する検査施設( https://www.maff.go.jp/aqs/animal/dog/lab.html )に血液を送ります。

⑤ 180日間待機します。

狂犬病抗体検査の採血日を0日目として、日本到着まで180日間以上待機します。
採血日から2年以内に日本に到着する必要があります。

⑥ 事前届出

日本に到着する日の40日前までに、到着予定の空海港を管轄する動物検疫所に事前に届出をします。Eメールで行なえます。専用のPDFフォーム(http://www.maff.go.jp/aqs/animal/dog/pdf/annai-notifi-cat20210721.pdf) に記入して検疫所(https://www.maff.go.jp/aqs/sosiki/attach/pdf/aqs_contact_list_dogcat.pdf )送信します。
問題がなければ「届出受理書」が交付されます。
※それを印刷するかタブレットに入れておき、空港の検疫所に持っていきます。

⑦ 輸出前検査 輸出国政府機関が発行する証明書の発行

出国前10日以内に、獣医に診てもらいます。獣医は用紙を作ってくれます。そして獣医が政府の輸出国政府機関の獣医官に結果を見せてくれます。輸出国政府機関の獣医官が確認のハンコを押してくれた証明書を受け取ります。

⑧輸入検査

日本到着後、動物検疫所で輸入検査を受けます

ポイント

※必要なもの
狂犬病抗体検査の結果通知書 ④
事前届出 ⑥
輸出国政府機関が発行する証明書(原本)⑦

※飛行機に乗せるとき、専用のゲージに入れる必要があります。

※貨物輸送(DHL等)で送るよりは、自分たちの乗る飛行機の貨物に乗せるほうが日本についたときの申請がややこしくないようです。

※大韓航空とエア・インディアは自分たちの座るスペースにペットも一緒にのせられるようです。

合計期間は?

最低でも7ヶ月かかります。私が聞いた方は、コロナの前から手続きを開始していてから日本につれてくるまでに一年半ほどかかったそうです。

いずれ日本につれて帰ることを考えているのであれば、できるだけ早めに手続を開始したほうがいいかもしれませんね。

また、今すぐ日本に帰らねばならないというときは、とりあえず最初のICチップと予防接種、採血だけを初めて、現地の人に預かってもらって、7ヶ月たったあと、また帰ってきて一緒に連れ帰るということができるかもしれません。

費用は?

地域によって費用は変わってくるでしょうが、私の友達は、10万円ほどで行えたようです。ワクチンはそんなにかからないのですが、採血を外国に送ったり、飛行機に載せたりするのに費用がかかるようです。他のブログなどを見ると、10万円~50万円位かかるようですね。

小さな家族のお引越し

こちらのサイト( (https://www.maff.go.jp/aqs/animal/dog/import-other.html#step3_nonfree)がくわしく説明していました。

小さな大切な家族を日本に連れて帰るのがこんなに大変なもんなんだって驚かされます。大切な家族だからこそ、じっくり正確に手続きを行っていきたいですね。

この記事に書かれていることは私が試したことではありません。もしあなたが良い知識を持っておられましたら、是非コメント欄で教えて下さいね!

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  • この記事を書いた人

俊教授

言語、文化、アイデンティティ、未来を越えた夢の実現を願う仲間たちとともに台湾高雄で海外移住の研究を行っています。

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