コロナウイルス情報

5月8日付ベトナム政府の対コロナウイルス(COVID-19)関連発表

ベトナム政府は5月8日付けであたらしい新型コロナウイルス(COVID-19)に関する政策を発表しました。ベトナム入国者からの感染拡大の警戒と、以前行われていた隔離政策の緩和が趣旨となっています。

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_015.html#ad-image-0

この記事は、上の外務省海外安全ホームページから引用した情報をもとに制作されています。

05月12日付 ベトナム国内における新型コロナウイルス関連発表(続報)

ポイント

●5月8日、ベトナム政府は、感染防止措置の緩和を発表しました(首相府通知177号。通知の詳細は下記参照)。
●ホーチミン市当局は,5月8日及び9日付の通知で,下記首相府通知177号1.(2),及び2.(2)と概ね同じ内容の通知を発出しました。
●邦人のみなさまにおかれては、引き続きベトナム政府やお住まいの地域の政府が発表する情報にご注意下さい。

本文

5月8日付け首相府通知177号の主な内容は以下のとおりです。
1.入国者による感染を断固として防止する
(1)一部の感染拡大防止措置を継続して実施する。具体的には、ベトナムへの入国者による感染を断固として防止する。投資家、専門家、高技能労働者を除き【注】すべての入国者を対象に14日間の集中隔離を行う。投資家、専門家、高技能労働者の場合、企業の経営者及び当該地方の医療機関がその隔離を監視し、絶対にコミュニティへ感染を拡大させないことに責任を負う。
【当館注:5月11日、在ベトナム日本大使館より関係当局に聴取したところ、首相府通知177号を受けた新たなガイダンスはなく、当面、投資家、専門家、高技能労働者に対し、集中隔離を要求するとの回答がありました。】
(2)公共スペース、事務所ビル・学校の周辺、公共交通機関において、マスクの着用、手指の消毒、個人衛生確保が引き続き義務付けられる。
(3)COVID-19検査の能力向上に引き続き取り組み、検査機器及び検査試薬を準備し、検査に必要な要件を整える。世界及びベトナムにおける感染状況や診断技術、検査試薬に関する情報をフォロー・更新し、感染防止業務に応じ検査活動を調整する。

2.各種制限を緩和する
(1)公共交通機関(飛行機、バス、船、列車など)における制限の緩和、間隔・座席数の制限を解除する。
(2)首相は、商業・サービス施設に対し、マスク着用や手指の消毒など安全確保措置の実施を前提に営業再開及び間隔制限の解除に同意する。特に、レストランや飲食店のようなサービス施設に対しては、手指の消毒のみ求める。ディスコ、カラオケについてはまだ再開を認めない。
(3)マスク着用、手指の消毒など安全確保措置の実施を前提に、スポーツ活動、大人数が密集する活動の再開を認め、住民の診療ニーズに応えられるよう診療施設の正常な営業の再開に同意する。
(4)学校内、教室内における間隔確保、マスク着用の義務化はしない。学校は、表面消毒、教室、トイレの掃除を強化し、教室の換気、生徒の個人衛生、定期的な手指の消毒を確保する。

外務省海外安全ホームページ より引用

下線は当サイト

ジピティー先生
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05月13日付 ベトナム国内における新型コロナウイルス関連発表(続報)

ポイント

●9日、ハノイ市は、8日付首相府通知177号(5月11日付当館メール参照)を受け、新たな通達を出しました。同通達によれば、首相府通知177号に加え、ノイバイ空港での医療検疫を引き続き実施するとのことです(詳細下記1.)。
●12日、ハイフォン市も、首相府通知177号を受け、新たな通達を出しました。同通達によれば、以前の通達の規定の一部(例:事務所ビル、学校及び病院の周辺では31名以上集まってはならない。)が引き続き実施されるとのことです(詳細下記2.)。

本文

1.ハノイ市の通達(5月9日付第1724/UBND-KGVX号)の概要
(1)一部の感染症予防措置を継続して実施する。
・公共の場や学校・事務所ビルの周辺、公共交通機関におけるマスク着用の義務付け、消毒液又は石鹸での手洗いを引き続き実施する。
・国際と国内の検問所【当館からハノイ市に確認したところ、ノイバイ空港国際・国内ターミナルにあるようです。】における乗客に対する厳密な医療検疫を実施し、規定に基づく集中隔離措置の実施を監視する。

(2)感染症予防措置の制限を緩和する。
・市内の各区・町・新都市にあるすべての商業・サービス店、モール、スーパーについて、毎日の営業時間を午前9時以降とする。(飲食店、医薬品販売店、ガソリンスタンド、市場にある食品や果物、花を販売するコーナーを除く。)ただし、カラオケ及びディスコの再開は許可しない。

2.ハイフォン市の通達(5月12日付3294/UBND-VX)の概要
(1)公共の場、事務所ビル、学校の周辺、公共交通機関において、マスクの着用、手指の消毒、個人衛生確保が義務づけられる。

(2)公共交通機関について
-ハイフォン市・他の地域の間の公共交通機関は、100%の稼働率で活動できる。
-各公共交通機関は、100%の席を使用できるが、乗客はマスクを着用しなければならない。

(3)ディスコ及びカラオケの一時停止を継続する。

(4)2020年4月23日付通達No.3036/UBND-VX(4月23日付メール参照)、2020年4月27日付通達3087/UBND-VX及び通達No.3118/UBND-VX(4月28日付メール参照)で指導されたが本文書で言及されない内容については、引き続き実施する。

外務省海外安全ホームページ より引用

下線は当サイト

以上2つが、新しい発表になります。社会隔離が緩和されるという点、そして、海外からのベトナム入国に関しては以前警戒を取る点が読み取れます。

思慮深い判断を

このように、ここ数日でもベトナムの耐コロナウイルスに関する指示が刻々と変わっていっています。ベトナムの今の状況をリアルタイムで知りたいときは、外務省の海外安全ホームページから確認することができます。

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_015.html#ad-image-0

ぜひ正しい情報に通じ、思慮深くこの状況を乗り切りましょう。

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  • この記事を書いた人

俊教授

言語、文化、アイデンティティ、未来を越えた夢の実現を願う仲間たちとともに台湾高雄で海外移住の研究を行っています。

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